株式会社高田屋様 メインイメージ

STORY

制作ストーリー

60年から100年へ、
想いを積み重ねて。

関西の不動産業界において、その存在感は揺るぎない高田屋様。創業期から縁の深かった大阪を軸に東京、九州と事業を広げられすでに60有余年を数えられます。
次代を見据える鋭敏な経営戦略から新しい自社イメージを検討され、60周年を迎えられるタイミングでCIを実行、新しいイメージの要請をいただきました。

CLIENT - 株式会社高田屋様  /  PROJECT - CI ロゴ規定 建物ロゴ パンフレット 封筒 名刺 WEB

ルーツは不動産=荘園経営にあった

屋号のルーツは平安朝期の荘園運営にまでさかのぼるとのこと。
農耕が生活基盤であった我が国は、自然条件の良い土地を優良農地として管理していましたが、その農地の呼び名やその管理者を代々名乗ってきたというところに由来するとのことです。
そこで古典的イメージも取り沙汰されましたが、幾度かのヒアリングから将来の視点で見て鮮度の高い造形という方針になりました。

Design Conceptデザインコンセプト

末広がり(=扇形に見立て)を印象づけるフォルム。
これまでの事業の歩み、歴史を織りなす企業としての永続性を表します。また、経営感覚の柔軟性=創業以来、しなやかでたゆまなくを経営の指針として、事業領域も変化させてきました。
左右への振幅は、それぞれの取り組みも示します。事業領域の振幅、着眼点の柔軟性も表します。
コーポレートカラーは、これまでの社風から、次代の変化に向き合う情熱をまとうように、アグレッシブな赤をメインカラーとしました。

WORKS

EPISODE

制作ストーリー

アグレッシブさを訴求、印象付けたい

和の屋号からくる老舗・トラディショナルといった直截なイメージから、次世代感覚として英語感を強めるイメージの方向性など、幅広くとらえながら絞り込んでいくこととなりました。
決定案へのコンセプトとしては“ アグレッシブ”でありたいと意図する企業姿勢が決定要素となりました。

和の屋号と記号的エレメントのバランス

アグレッシブな造形性といっても、和の屋号とのバランスは容易でなく、そこで英語表記のT a K a T a Y a を組み込むことで造形的な均衡を図りました。
シグネチュアもパターンを増やし、今後さらにフレキシブルに事業領域を変化されても対応できるレギュレーションとしました。